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2018年5月22日火曜日

昨日(21日)は浜矩子さんの講演会に行きました。「浜矩子言いたい放題」平和・憲法・アベ政治

主催は東京宗教者平和の会。新宿にある日蓮宗常園寺祖師堂地下ホールでした。50人から70人ほど参加者がいました。
浜さんはまず最初に、「いつも講演に招かれるのですが、演題を見るとこれは出来ないな」
という事があるそうです。「森を見て木を見ない」という。「憲法改悪は嫌だ。けれどアベノミクスの新三本の矢はどうなっているのか?」 私が思うのには、これでは森も見ていないと思うのですが、アベは首相に返り咲いたとき何と言ったか? 浜さんに言わせると「戦後レジームの脱却と言ったのです」これは「憲法を変えることと同時にアベノミクス(浜さんに言わせるとアホノミクス)では今話題の働き方改革(要するに働かせ方改革・残業代ゼロ法案)など色々あるが、憲法を変えることと、アベノミクスは表裏一体の関係です、と浜さんは言う。先の戦後レジームの脱却と言うのは戦前の政治に戻したい、と言っているわけで、憲法を変えることと経済で成長を促すことは、戦前の富国強兵を狙っているのだというわけで表裏一体だと言っている。
 第二にアベの言い方は都合の悪いことには、カタカナで言ったりしているので、難しく思える。それで私たちの名前をつけるべきだ、と浜さんは言う。安全法制は戦争法、戦後レジームからの脱却は富国強兵、働き方改革は残業代ゼロ法案、という風に名前を変える、本質的な名前をつけるべきだ、と浜さんは言う。
 1時間に及ぶ講演会だったが役に立った。また主催者の代表がまとめをした。それはお坊さんである。戦前の大逆事件でも宗教者が死刑になっているそうだ。幸徳秋水が平民新聞で書いた「あー、税が上がる」には驚いた。為になる集会だった。

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