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2017年8月2日水曜日

マルクス主義のルネッサンス。エンゲルスは最後まで議会による政権奪取を追及!不破さんの古典学習マルクスエンゲルスの「革命論」。多数者革命をマルクスもいっていたとは?

エンゲルス「フランスにおける階級闘争への序文」について不破さんの2回にわたる関する講義は圧巻。インターネットで気軽にみれる。ただし一回約2時間。でもあっという間。
http://www.jcp.or.jp/kk_kyousitu/

なにより新鮮だったのは第一次世界大戦直前までのドイツ社会民主党の躍進と当時の議会権限のなさ。そこをどうたたかっていくのか?フランス・イギリスのようにい定程度権限をもった議会制度との違い。そしてロシア革命を指導したレーニンの時代的制約が読まれなかったマルクスエンゲルスの権奪取と運営についての理論。をとめるべく
しかしそれはエンゲルス晩年に到達した理論だったがゆえ光が当たらなかったし、都合がわるいので意識的に紹介しないこともあった。だから今マルクスエンゲルスの理論にそこを含め正確に研究しているのでルネッサンス。

この論文がエンゲルスが没する年にかかれているのも知らなかった。遺稿のようなもの。レーニンがスターリンの横暴をとめるべく死の直前に文書をかいたがそれをスターリンはもみ消したようにこのスターリンの遺稿も変節しつつあるドイツ社会民主党幹部は無視をした。自分の都合のわるいことを消し去ろうとする指導者はいずれ歴史によって断罪される。

 革命とはフランス革命が典型みたいになっているが現代の革命はそうではなく多数者が選挙と議会で多数をとって権力をにぎること。それが現代の革命。中南米ではそんな革命がすすみアメリカの支配はおわりを告げ、今トランプはますます孤立を深め、混迷がはじまり、危険。

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